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bass

ベースはスバラシイものですなぁ。よく続いてるねとか、何が面白いの?とか人に言われますが、とんでもない!10年経っても全然理解しきれないくらい奥深いものですよ。でもちょっと所有本数が少なすぎるかな(笑)?所有暦はこれらと入門用のIbanez SRベースのみです。でも試奏はよく行くよ。

番外編として、ロサンゼルスにあるロックウォーク写真もあります。

Dingwall Z2 6st

Dingwall Z2

紆余曲折を経ての6弦選びはファンドフレットオーダーという着地になりました。

Veillette Acoustic Bass 17"

Veillette Acoustic Bass

ホントは6弦を探していたのに、あまりに楽しくて買ってしまいました。

アコベというジャンルに手を出すのも初めてで、これまでの文法が通じないことも多々ありますが、挑戦しがいがあって、とても楽しいです。

Lakland 55-94 DELUXE

Veillette Acoustic Bass

Yeah!!! 買いましたよ、買ってやりましたよNew bass!

TUNEを買って5年間弾きこんできましたが、音が安定しすぎているというか、もっと違ったキャラクターのベースが欲しくなったんですね。TUNEは上のフレットにいった時にちょっとキャラクターがでますが、もっと主張のあるベースが欲しいということで、物色開始から丸一年の熟考を経て、私が選んだこの一本、Lakland 55-94DELUXE!

TUNE KBP-5N

TUNE KBP-5N

購入は99年5月ごろだったと思います。それまではアイバニーズのSRシリーズ(4万くらい)を使っていたんですが, 飽きてきたのと5弦が欲しかった事から意を決してリボレ秋葉原で即金購入!
理由は
1.弾きやすさ 2.見た目(大事) 3.世界限定1点物!
んなこと言われちゃあねぇ。かないませんわ。アーティストモデルの別注らしいです。TUNEだけあってネックやプリアンプの作りもしっかりしてるし、多弦ベースのノウハウも定評があったのでいい買い物だったと思います。

ベースを弾くようになったきっかけは?

へヴィーメタル界の3代ベーシスト(指弾き)と言えば、スティーブハリス、ビリーシーン、そしてギーザーバトラーが挙げられるでしょう。高校生の頃その世界にどっぷりだった私は、CDやビデオで影響をモロに受けたのでした。まずビリーシーンを見て指弾きしかないと思い、ジーンズの縫い目のところでCDに合わせてひたすら3フィンガーの練習をしていました。大学に入ってすぐ位にベースを買いに行きました(しかもあのいとけんと一緒に)。その日はちょうどジューダスプリースト復活の来日ライブが五反田であった日で、どうしようか散々迷った挙句「もうリスナーではなくプレイヤーになるんだ!」と、何だかいかがわしい音楽専門学校のキャッチフレーズのような決意を元にアイバニーズのベースを買ったのでした。購入理由は「カーカスのベースと同じモデル」。どっぷりだったでしょう?

さあベースを買ってからはまず形から。ギーザーのように極端にネックに近い位置でピッキング。スティーブハリスのように手首を使い、弦を垂直にたたきつけるように弾く。そしてもう一人、伝説化してしまった感のあるクリフバートンのようにネックの方に指先を向けているていう弾き方で、HM系の曲ばかり練習してました(笑)。HMキ○ガイ加減がおわかりいただけますね?自分で書いててうすらさぶくなりましたもん。

時が経つにつれいろいろとCDを聞くようになり他のベーシストにも影響を受けるようになりました。ラッシュは最も過小評価されているバンドの一つで、ニールパートの書く詩世界は、私の知りうる限り最も素晴らしいものです。そのラッシュのベーシスト、ゲディーリーのベーストーンはロック系においては理想的なものではないかと思われます。

え?トニーレヴィンが出てきてないって?

彼との出会いはそんな影響を受けてきた自分にとって、まさに革命的な出来事でした。それまでは、言うなれば速弾きで音数の多いベーシストに憧れる節がありますね。ビギナーにとっては最も判りやすいものの1つである事は想像に固くありません。しかしトニーレヴィンの弾き方は、おおよそ速弾きには程遠いプレイです。彼はむしろ、1つ1つのノートの選択に重点を置いているのです。それは素晴らしく、またおもぶき深いものでした。そして、フレットレス、アップライト、スティックを操り、ファンクフィンガーやエフェクトをも駆使してその指先から放たれるものは、ただそれだけで芸術でした。要はアートを感じたってことです(笑)。彼は自分の親父よりも年が上ですが、ジョンレノンとも演ったり、暗殺されたケネディー大統領の前でもやった事がある人で、元々クラシックを勉強していたのに最も実験的であるプログレ界で活躍していて、もちろん第1線を張ってます。この人からはまだまだ学ぶ事が沢山ありますね。この前クリムゾンで来なかったのと、CGT見逃したのがかなり痛いですが(笑)。それからもう1つ彼の魅力を上げるとするならば、ユーモアがあることです。姿形から(笑)プレイまで、そこには愛があるのだ(バカ)。

(2004/12/05)