Veillette Acoustic Bass 17"
ホントは6弦を探していたのに、あまりに楽しくて買ってしまいました。
購入前のインプレも書いてますので、ご参考ください。
3回くらい1年にわたって試奏してからの購入ということで、前回のようなテンションの上がり方ではありませんが(笑)、でも縁あって手にすることができて良かったと思っています。
アコベというジャンルに手を出すのも初めてで、これまでの文法が通じないことも多々ありますが、挑戦しがいがあって、とても楽しいです。
全体像。ヴィエレッテの箱モデル共通のデザインで、その中では当然一番大きい(小さいのは小さいのでカワイイんだけど)。雰囲気あるよねー。スペックを確認していきましょう。
フルアコなので中身はそっくりありません。反響と強度を考えた組み込みがなされているのでしょう。
穴自体は結構大きく空いているので、生音の音量はかなり大きいです。
自分の場合はほとんど問題ないけど、当然ハウリングはしますのでノッチか、立ち位置か、または音量をそこまで上げない対処が必要かもよ。
ボディ厚は10cm。ネック側に行くにつれて若干薄くなってます。
初めは気合が要りましたが、やっぱり体が徐々に慣れてきました。
電池は2個使用。このタイプは交換が楽だね。
Mahoganyバックのspruceトップ。
バインディング処理で角が立っているのは仕方ないですが、フォームに気をつけないと腕の当たった部分が痛くなります。
つる~ん。
Mahogany neck。ロッドもよく効きます。
強度が低い感じはありませんが、メイプルネックとは見た目が違うので新鮮です。さわり心地はポリと一緒。
次に買う6弦はウェンジネックかね(笑)?
ジョイントはセットネックだと思うよ。
サドみたいにネックポケットがキツキツという性格じゃない気がします。
ネックの仕込みの深さとボディトップからの出具合。そしてツバ。
フレット処理はしっかり。端はあまり丸めないようにしているようで、凛とした雰囲気です(smith的な)。
個人的には少し山が高めに感じます。
ココにストラップピンがあるタイプはバランスどうなんだと思っていたけど、なんせ重量が軽いので気になりませんでした。
見れば見るほどマホですな。
最終2フレットはつば出し。鳴りがデッドというか適当なゆるい感じですが、それはそれで良い感じです。
カッタウェイもないし、常用するところではないよという。サステインも伸びません。
指板厚は普通~薄めな感じ(※測ると4mmでした)。
ネックも4弦のフィーリングに近いかな、dingwall、ibanez的な。
指板は確かMorado (Pau Ferro)。22フレット仕様。
意匠的に斜めに切ってあります。
ツバで出た突端を爪で叩くと、キンキンとした硬ーい木材の響きでした。
とにかくボディに振動を伝えて、ブルブル震わせて音量を稼ごうというこという事を考えた材選定なのでしょうか。
プリがダンカンターナーのD-TARです。volとtoneのみで、先に書いたように9v×2個。
肝心の音については、また今度取り上げてみる予定です。
エンドピン仕様。ブリッジ下にピエゾPU。
5弦のエンドピンが少し欠けていたんですが、ツイートを拾ってくれたsleek eliteから保証の申し出をいただきました。
性能に影響しないだろうから大した気にしなかったので恐縮しちゃいました。
これは当時試しに張っていたテーパー弦ですが、色々買ってきたんで随時弦レポを入れていく予定です。
ペグはゴッチャンです(gotoh)。ブラックとクロームの中間色な感じ。
ゴトーは鳴りがダークですね。
弦を巻く部分がlakのhipshotよりも太かったのが印象的です。
サインも入ってます。ボリュートはホント控えめ。
っていうかヘッドに角度がついているからあまり要らないってことでしたっけ?
箱のサイズは17inch。
どこを指して17”なのか不勉強で分かりません(笑)。
お尻のストラップピンがジャックを兼ねているので、ストラップロック系は使えないということですよね。
今は付けていないですが、合うストラップがあればそのうち試してみます。
ちなみにここがよく緩むのが最近の悩み。
メロディやコード、テヌート気味に弾いたりチャッとゴースト入れて切ったりするのが楽しいベースです・・・全然できないので(笑)。
それからアンプラグドで十分というか、8割それで弾いています。
間近に置いてあり、弾きたくなったら手にとってすぐ音に出せるというのはねえ、本当に素晴らしいことですよ!
(2012/11/17更新)
(2012/11/25追記)
- Veillette Acoustic