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インプレッション

Toad Works Phantasm

カタカナ表記で入ったから"トアッド ワークス"って読んでいたけど、絵を見ても明らかにトード(カエル)だよね? で、フェイザーが気になっていたので試奏。ほぼどこにも置いていなかったので、ようやく発見したときにすかさずお願いしました。

機能的にはPigtronixのEP-1に似ている感じです(どうもアレは音がもう一つで気に入らずでした)。もう少し多機能で、かつ音はこちらのほうが良かったですね。さすがコンプでも定評のあるメーカー。

インプット量に対応してフェイジングしたり、深さが変わったりなど、アナログでいじれる所が楽しいですね。オートワウっぽい感じもEP-1とは違ったクセで、個人的には大変好ましい音色でした。比べるとEP-1はちゃちい音なのね(笑)。

ただ超こだわり派じゃないと4万円も出せないかなあ。私も試奏しているうちに、ちょっと考える方向性が違うなと思い始めて買わなかったです。でもベースでも実用に耐えるものづくりは評価したいよ。高音質なエレハモ的匂いのするこのメーカーは、定期的にチェックしたい。

エンベロープフィルターだとこんな音ですが、普通にフェイザーとして使用した場合もかなりイイです。

音を細かく追い込んでいけるので、しっかり狙った音になります。

スーパー上品な使い方も下品な飛び道具もいける決定版フェイザー。

(2011/09/10更新)