Roger Linn AdrenaLinn III
ドラムの音が好きなので購入しました。めざせジョン・メイヤーじゃないよ(笑)。リズムマシンとマルチ一体型のエフェクターですが、ユーザーインターフェイスと設計思想がかなり独特で、とても興味深かったです。
これもアルペジエーターとしてかなり強力。音はまあ独特になりますが、倍音豊かなベースが相性いいと思います(跳ねてくれないと)。リズムマシンとエフェクト部は出力するかしないか選べます。アンシミュは正直なくていいので全offで。
エフェクトも良く使うセッティングをエディットして登録しておくべきでしょうね。パッチをいくつか作れば、独特な操作感にも慣れてきます。ワタシ的にはトレモロ強化期間に入っているので、フェードイン的なvol effectやウワンウワン来るやつなど登録。
この周期はリズムマシンと同期してますから、リズムに対して登録した4分、3連、16分などに応じたウワンウワンになります。アルペジエーターやフィルターモジュレーション系も同じく。
だから適当にリズムを踏んでペダルに入力していれば、リズムとばっちりあったエフェクトの効きになるわけで、ふ~んてなもんでしょうけど、効果絶大ですよ。ものすごい抜けてきてキレイに響く。
難点は音質劣化で、通すだけで残念になります(ベースはね)。体感的にはkorgのvolペダルやline6のpod並です。これはループに入れるかトゥルーバイパス化を依頼するかしないと、他の機材がもったいない。
メイン用途はリズムマシンなのですが音楽的にいい音で、合わせていると気持ちいいですよ。
バスドラはドスッ、スネアはスパン!と入ってきます。
曲の印象を決めるような秀逸なエフェクトが多いけど、ワタシはさっぱり使いこなせていません(笑)。
やっぱシンセ的な風味付けになるよね。
イントロのヴァンヴァンヴァンヴァンとかね。
これは足鍵盤でやっていると思うけど、途中でベースが入ってくると急にワクワクするんですよね。
そういう効果狙いでトレモロ研究中です。ワンポイント的使用。
(2011/09/02更新)