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試奏したベースのインプレッション

MTD 635 Maple + ash

アッシュボディメイプル指盤のものを試奏。黄金の組み合わせですよね。laklandもこの組み合わせだけに、好きなスペックであります。

アルダーよりもレンジが広く、ズッキーンとした音で、より期待していたMTDにイメージが近い。そんで音の勢いが違うよ!音の出足が塊な感じ(カメハメ波みたいな、綿棒型つーか)。ブリっとアタックが強く出る。

『和音の響きの素晴らしさ』、『弾き心地』に加え、『出音が良い』が加わり、いやー欲しいベースでした。音色はバルだけどね。ミドルの切り替えはアルダーより掴みやすかった。500hzはパンチ感、250hzと1khz他は高低がそれぞれきれいに響く。

素晴らしくアコースティックな作りに、主張のあるサーキットが絡む、という感じがMTDのキャラクターなんですね。濃い味のサーキットでそれなりの作りだと、廉価モデル(kingstonシリーズだっけ?)のような音になるのが十分想像できました。さすが名匠!

ただ値段は高すぎるので、中古を辛抱強く探します。。。

(2009/03/28更新)


当然素晴らしい演奏もありますが、このベースらしい音色には文句の付けようがないですよね。このベースらしさというものが、無い6弦ベースもたくさんある訳で、ベーシストである以上こだわっていきたいポイントである!と思うんですよ。

いつものMTDの音ですが、やっぱり弾き手で多少は音色が変わる余地があるのも良い。とか言って単にスペックが違うだけだったりして(笑)。はー、色気ムンムンです。

(2009/11/15更新)