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試奏したベースのインプレッション

MTD 635

(色んな場所、色んな個体、色んな時期に弾いてますが、詳細は伏せることにしました。そのベースを買う方もいらっしゃるので、良くないなんて書かれたら気分悪いもんねえ)

MTD 635 A

アルダーっぽいバランスで尖らない出音。うーん記憶やイメージと違うなあ。全てが小さく感じるのは、その分負担が少ないんでしょうね。ニュアンスの付き方がMTDって感じ。

MTD 635 B

highC弦の繋がりが、ずば抜けて自然。バルトリーニのせいか、どのセッティングにしても『ベース感』から飛び出さない。でMTD音色だけど他の多くのメーカーがこの感じを参考にしてしまっていると思う。バルトリーニNTMBを採用しているベースの、一つのゴールなんでしょう。レイクランドも似たところありますよ。マイクトバイアスが参画したベースもあるくらいだし、影響あるでしょう。

ちなみにゴーシェさんのEQフルテンを真似すると、確かにそんな感じ。思ったより小振りなアコースティック風味のベースで、サーキットが時代遅れになるかも知れない。でも貫禄のハンドメイドマエストロの評価は不変だな。

MTD 635 C

MTDは同じ印象。そうじゃないのにホロウっぽいところが、ただのベースではない名匠の作品ってこと?総じて軽いのも素晴らしい。

こんな印象の音。前は強烈にあこがれてたんだけど、今は音より弾き心地の方が気に入ってる。

(2009/02/21更新)