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試奏したベースのインプレッション

Ken Smith BT6

座奏モデルことスミスのBTを触らせてもらいました。まあ当然大きいボディなんだけど、それによる腕の位置が相対的に高くなること = 曲がり角が変わるのが戸惑いポイント。でも弾きにくいことはなかったですよ。ストラップで吊るとまた違うんでしょうが。

その他の印象はBSRと変わらずスミスだなあという感じ(笑)。むしろ濃い味に思います。大きくより平たく感じるボディだけど、短時間の試奏じゃBSRと比べて目立ったマイナスは感じなかったです。体が音を上げる重さ、これも座奏で使えって言われてるから文句つけるのはお門違いですわ。

木材レベルはmaxだし、左手の方はコントロールしやすく不足なし。音色はBSRよりも裏方仕事をさせたい感じ。動画で見てもそうだけどコンプレス具合とケロケロがハッキリしている分、割りきって使いやすいかもしれない。もしかしてBSRより素直なやつ?

(2015/10/10更新)


周りに溶けて馴染んでってのは得意だろうから、そうじゃない弾きまくりの場合はどうなのか。

低音強くてバフバフ歪んでいるけど、これの手前くらいがダリル・ディクソンの感じなのかもね。

タッチが強すぎて逆に音色が安定してるけど、スミスのタッチに対する音色の飽和感というのは、クルマでいうならすぐアクセルが底ついてしまうイメージなんですよ。つまり硬い。

この人の音色もソロイストっぽく硬くてクリアなんで、ミドル主体の音作りにすればもっと自分好みになるだろうし。

自分の場合、スミスではタッチでのコントロールが上手く出来ないので、はじめからバッチリ好みにあった個体じゃないとダメだろうね。Smithは右手が難しい。なおさらアレが惜しいよ(笑)。

(2016/01/07更新)