その他の小物類
Thomastik-infeld AB345
Veillette Acousticには必ず張ろうと思っていたナイロン弦。ピエゾピックアップでアコベだし、やるでしょ。
それまで張ってたダダより30%張力落ちるからネックに負荷がかかりそうでしたが、トラスロッドを思いっきり緩めてオイル塗ったり手入れした後、張り始めました。
とにかく弦がエンドレスで伸びていきますね(笑)。巻き直して巻き直して1週間経ってもまだ伸びます。始めに弦をカットする時はかなり短めでいいのでは? まあ経験してみないと感覚がつかめないと思うけど。
音は最高にポンポロリンですよ。音量およびサステインはご想像通りになくなりますが、コレでしか出ない音なのでそれが問題とは思わないですよね。
セッティングにもよるのでしょうが、ギターのナイロン弦みたいなビチッとした感じはそれほどないかな。意外にB弦も鳴ってくれますよ。フロント寄りで弾けばディープで甘く、リア寄りで弾けば詰まるというよりは芯が出てきて軽やかな感じになります。ミドルはあまり感じないです。
難点はチョーキング時に撚れるところですかね。気持よく行きたくてもクリンと力が逃げてしまって困ります。弦の張り方なのかなあ? もしくは根本的にチョーキングの仕方を変えないとダメだろうね。ナイロン弦の特性をまだつかんでいない。あとは金色弦なので見た目にゴージャスですが、そのうち黒緑っぽく劣化します。フレットの跡は簡単に付きます。
なお価格が槍玉に上がりがちですが、この製品を出し続けてくれるなら全然高いとは思いません。
(2013/07/20更新)
(2013/07/27更新)