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試奏したベースのインプレッション

Rob Allen Mouse 30 fretted

小さい!おもちゃみたい!でも音は本格派。音程感はんん~? ちょい怪しい感じがするところもあるけど、トータルで立派なキャラを持った楽器。フレットレスとも”まあそんなに”変わんないと言える出音(オフィシャルに掲載されている説明通り)。フレットレスぽく弾こうとすると、雰囲気がヴィエレッテのフレッテドと同じような風味。

弦も4本で、弾くのがものすごく簡単だよ。構造的に早く弾いても、そんなに良さが出るベースではないので、基本まったり弾きますが、でもプレイに余裕がある感じになる。相変わらずvolのみのコントロールなんで迷いなくプレイできるけど、出音は1キャラ。お馴染みブラックナイロン弦だしね。

しかし30 inchとは恐ろしいスケールだね。これだけ短いとさすがにワタシでも気が付きます。フレットはLSSと同じで細いフレット。マンドリン用? が音にも弾き心地にも良い仕事してます。でもハンドメイドで丁寧に作っているので、ちゃちい感じはしないですが、なにせこの大きさなので、トータルでオモチャみたいに感じる。もしくは自分がLouis Johnson化。ガリバー旅行記的な。

音のバリエーションが少ない事に不満が出てくることもありましょうが、このモデルのコンセプトが"お手軽"の三文字に尽きると思うので、そこはお門違いの難癖ですね。原チャリ的なベースだけど、当然スクーターもバイクと比べて劣っているわけではなく、同じように楽しいですよ!取り回しも含めて自分のコントロール下から外れることはないですから。

(2012/01/28更新)


フレットレスの動画です(フレッテドは消えてたなあ)。でもまあ似ている感じだから。

この速さで、こう弾くのが正解のベースだねえ。上に書いてあること以外、言うこと特に無いや(笑)。

でもこの出音とサイズ、人気あるのわかりますよね。

(2012/05/19更新)