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試奏したベースのインプレッション

Rob Allen MB-2 5st

今回はいつもと逆パターンで動画から。クリムゾンジャズトリオはこの曲の出来が一番良い!。ロブアレンの音色がたっぷり堪能できて、夢見心地ですよ。

弾いてみたいと思ったきっかけもこのアルバムですが(これだけグイグイ弾いてくれるなら買いでしょうw)、実際の音も同じ音がします。

(2010/10/26更新)


さ、インプレ入れてきます。

まず軽い!夢の3kg前後というのは、正直持っていないように感じます。ストラップで下げるともはや持っていないかのようです。でもネックはしっかり安心感のある太さで、ちゃっちい感じは皆無。

ベースが出せるトーンの幅はなく、ほぼ決まっていますが、アタックの『プンッ』という感じや、『カスッ』っていう摺動音は結構耳に付きます。コレが逆に表情付けに大変有効で、結構指先でのアコースティックなコントロールが出来て面白いです。

定番のブラックナイロン弦ですが、ピッキング位置でかなり音が変わり、フロント寄りで弾くと『ッブウーン』みたいな遅らせた発音も出来てナイス。全体的にイメージもまんまピエゾPUなベースですね。唯一のコントロールであるボリュームノブが載っかったブリッジも、かわいくて良いですね。

ただ特筆すべきはボディのホロー感かな。アッシュのものだったんですが、アッシュならではのレンジとダイナミクスを保ったまま、ふわっという感覚をプラス。なのに厚みはソリッドモノと同じ感覚で、特に厚くはない。弾きやすかったです。

基本的にバインディングのあるボディは苦手で、痛くならない面取したボディが好きなのですが、デザインも含めてこのアッサリサッパリ割切りな感じはアリだ。ネック~ボディもガンガン振動してくれて楽しい楽しい。

普通に欲しい感じでした。やっぱコレ系は、1本置いておきたい。

(2010/11/02更新)