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試奏したベースのインプレッション

Benavente 5st Ash neck

ベナベンテのアッシュネックはどんなもんだろと思って試奏しましたが、アッシュネックの密度の薄いサウンドな感じは出てました。尖らず丸いサウンドで、メイプル+ウェンジネックと比べて微炭酸みたいな風味。こ、これはヌルい。

MTDの方がはまってるサウンドを出してくれたなあ。しなやかで頑丈といった道具っぽさは相変わらずいいし、ハイポジションのアクセスは抜群。だけどあまりに鳴らない個体で、ネガな印象に引っ張られて、結構ボディの大きさを感じるん有様ですよ。

パリッと清廉、クリアなサウンドの方がメーカーの強みが出ると思うよ。まあこれがワタシがこのメーカーに求めてるところなんだけど(笑)。鳴らないベースはEQやバランサーをいじっても、弾き方を変えても、どうしようもないよ。

※一緒に試奏した¥m氏のstickの低音にしびれました。stickも仕様?か個体差で音が全く違うのね。全然関係ないけど(笑)。あれは凄く良かったなあ。

(2011/05/23更新)


LowEndBassShop.com ForumBenavente Sound files - 06/11には、どっさり音源があって重宝します。ただこっちもyoutubeなどの動画もアップデートがなくサミシイ感じですが。

色々ある中でワタシが好きなベナヴェンテの特徴が出ているのは、この音源かな?ということで、Steve Dokken - SCB 6 string Macc Ebony top on Mahogany. Recorded direct from Acoustic Image DI liveの1番(HTML5にすればobjectで楽に埋め込めるんだよね。まだ時期尚早ということで直リンです)。

ミドルにベナ独特の風味があり、ピッキングニュアンスの出まくる弦高低めなこの感触。ビーンとしてるだけじゃなくて、少し柔らかくボケているでしょ?。これがなんとも好きなんです。試奏した個体には、このいずれもが無かったなあ。

(2011/07/27更新)