その他の小物類
SKB 3I-5014-OP
カニカニベースで全国いろんな方とベースのやり取りをさせて頂く機会があるのですが、案外「どうやってベースを送ったらいいですか?」と聞かれることがあります。
お持ちのハードケースがあればそれに入れてエアキャップで包装するとか、ソフトケースなら同じくプチプチに包んでダンボールに入れて送ってもらったりしてます。
これが毎回往復便で続くとなると手間なんですよねえ。それから幸運なことに輸送事故にあたったことはないのですが頑丈なケースに入れてやり取りしたいなあと思うことが度々あったので、それ用途で買ってみました。
一応汎用のものが良さそうだったのでこの型番にしましたが、サイズもこれがベスト。
3Mが200cmまでじゃないとヤマトで別便扱いになっちゃうみたいなので、それでベースの形状をクリアしているものって実はあまりなく、内側のパッドが入って相対的に安く実績があるからコレでいいやとなりました。
実物はSKB 44RWと違う表面処理でより細かいシボ加工でした。ハードなイメージは後退してて、上品な印象です。
ロックが数か所とTASロック、南京錠もかけられる穴が空いていて、44RWみたいなローラーも付いています。
デビュー戦としてはlaklandのジャック修理で楽器屋さんに送る時かな? ベースを弾く時間がなくて触っていないので急がないですが、出番が来た時にはすぐ使える状態にしておきたいもんです。
実際輸送試験してみて使えそうであれば、カニカニベースの時にお相手に選択肢として提案してみようと思います。
さて手持ちのベースが入るか確認してみました。このケース内寸で一番問題になるのはボディ部の幅ですね。
laklandもtuneも入りましたがジャストかちょっと押し込むくらいのタイトフィットです。ken smithとかは無理じゃないかなあ?
ネック長は余裕があって問題なさそうですが、超長いDingwallでは確認しておいたほうがいいな。
Z2はハードケースがないので入ってくれると嬉しい。収まらなければ44RWのスポンジを抜いてソフトケース収めが出来るとみています。楽器屋に楽器持参できない遠方住みにはハードケース需要あるのよ。
なお厚みが一番余裕があります。そして入るはずのないVeilletteのアコベも記念にあてがってみました(笑)。
Dingwall Z2を入れてみました。
37インチでもまだ余裕があり、長手方向は全然心配いらないですね。どんなヘッド形状のベースでも収まるでしょう。
ただ幅方向はサイズオーバー。緩衝材を潰して無理やり収める形になります。
楽器にストレスがかかるので塗膜が不安な場合は形状を広げるなどが必要でしょう。
カニカニベースで使ってもらう際は事前にベース寸法を確認してもらったほうが良いな。
ケースは頑丈なのでそのせいで破損することは考えにくい。
さて蝶番の写真ですが注目してほしいのは外側の溝。発泡ウレタンと凸凹が噛み合うようになっており、これで防水となっているわけですね。
密閉状態なのは楽器輸送においてめっちゃ大事で超期待しています。
北海道に持ってくる間に乾燥して大体ネック順反り、こちらから送ると水吸って逆反りで弦高が低くなってしまうんです。
(2022/12/27更新、2023/01/02追記)