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その他の小物類

iZotope RX7

iZotope RX7文明開化第二弾として(第一弾はMTM)。なんか周期的に機材を集中投入する気持ちになるのよね。

ウェブデザインの仕事をやっているとサブスクリプションのAdobe CCを使うので、置き換えられるソフトは当然切っていく事になります。

動画編集はPremiereの入門的なやつ → Final Cut → EDIUS →でサブスクリプションのPremiereに。

音楽関係はもう前に使っていたソフトが思い出せないくらいずっとAuditionだったんだけど、『耳コピ』と『バイク動画の風切り音除去』に良さそうということで買ってみました。

最先端のものに触れて時代に着いていかないとね(笑)、抗うおじさんですよ。

さて各所で称賛されている訳ですが、オーディオリペア・トリートメントツールと謳っている通り素材を望む方向に整えてくれます。

ワンボタンでかなり簡単に修正できることもあれば(5秒)、じっくり丁寧に箇所箇所に応じた修正をやっていかなければ無理な場合もあります。素材次第ですね。

まずは耳コピの件、Music Rebalanceという機能でベースの音量を相対的に上げ下げできます。

耳コピしたい曲が普通にベースが聞き取れる音量であればこんなソフトは使わないわけで、聞き取れない曲に対してどの程度効果があるかが興味のある点ですよね。

結論からいうと聞こえない曲は聞こえないな(笑)。メタルとかそもそもベース入っているんだろうか? と思っちゃう。0を上げようがないからね。低音成分はあったとしても楽器としてのベースの音は聞こえな~い。テクニックの問題かな? その曲に執念があればもっとあがいてみるけど。

だけど逆に言うと、そういうベースの音が最新技術を駆使して増幅しても聞き取れないということは、そもそもリスナーにも届いていない音でしょ。もしかしたら届けようとも思っていない訳でしょ(ジェイソン期のメタリカの顔が浮かぶ…)。ならコピーじゃなくて自分のラインで弾いても問題ないよね。そういうしきい値を機械的に引く使い方もできる。

素材の状態で聞こえてるけど聞こえづらい箇所があるとか、ベースを大きくリミックスしたい!という場合は光るねえ。実際お気に入りのアルバムをベースを大きくした自分リミックスしたくなりますもん。ベース原理主義者だし。隙間が空いている音楽、音色の分離が良い曲、トラッド方面はバッチリ処理してくれますよ。バラスーシ。ジャズやラウド系は微妙。

あとは機能としてボワボワのリバーブを除去できたりするらしいから、サーペンス・アルバスで試してみるとかね、色々遊べそうです。

さてもう一つの「バイクの風切り音」ですが、バイクに乗れていないので冬道ロードノイズのデカいクルマの録音で試してみました。これもチマチマトライアンドエラーをしていったら結構いい線行ってくれます。ワタシの持っているのはスタンダードverなので、ダイアログ抜き出し機能のあるAdvanceが欲しくなる。仕事でそういう案件受けたらメッチャ買いたい。。。

(2020/03/19更新)