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試奏したベースのインプレッション
Rickenbacker 4003 4st
カニカニベースでありがとうございます!久っしぶりにリッケンバッカーが弾けました。15年以上ぶり。あれから100本以上弾いてきて、なにか気がつくところはあったんでしょうか? スペックはメイプルボディ、ローズウッドかパーフェロー指板(ブビンガ説あり)、PUまわりはオリジナル。フレットはCTと同じくステンレスのジェスカー57110に打ち替えています。
🎸カニカニベース🦀 pic.twitter.com/VrqFuzYiKY
— たーみー (@aspic2com) May 2, 2024
🎸Rickenbacker 4003 pic.twitter.com/Tevo4qsuit
— たーみー (@aspic2com) May 2, 2024
🎸ガチャガチャ派手な上に色もフレークが光る銀色🤩 pic.twitter.com/Ikmp1HleKx
— たーみー (@aspic2com) May 3, 2024
🎸バインディング外周で切り立ったデザイン。まあビザール系ですわね pic.twitter.com/jSrjVtOCqV
— たーみー (@aspic2com) May 4, 2024
🎸フロントピックアップ。ワクワクする見た目ですが、これ曲者ですねえ😂 pic.twitter.com/KldfnkRxgG
— たーみー (@aspic2com) May 5, 2024
🎸リアPUはカバーみたいなのが覆っているタイプじゃなく、指置きもあるので普通に弾きやすい pic.twitter.com/ll6cKzVWIj
— たーみー (@aspic2com) May 6, 2024
🎸ブリッジも昔ながらの形なのかな?汎用品ではないデザインだけど調整は全部できる pic.twitter.com/lriDLixwWN
— たーみー (@aspic2com) May 7, 2024
🎸2 vol, 2 tone。ノブを引っ張って配列が切り替わったりはしません。 pic.twitter.com/7Jt03hM6RK
— たーみー (@aspic2com) May 9, 2024
🎸PUセレクターはFront,
— たーみー (@aspic2com) May 10, 2024
front rear, rear。バネ感あります pic.twitter.com/uwuge7QJhB
🎸リックオーサウンドって読むのかな?
— たーみー (@aspic2com) May 11, 2024
ビリー・シーンモデルが2系統出力出来たように思うけど、こういうの全く広がらなかったですね。コンパクトミキサーやアウトボードプリ使って今ならこだわりの音作りができそうな可能性を感じます pic.twitter.com/WwVdOFQp2v
🎸指板はパーフェローだと思っていたけどうねりがあるからローズウッドかな? xoticの硬化オイル仕上げとのこと。 pic.twitter.com/lTYyF4fpqp
— たーみー (@aspic2com) May 12, 2024
🎸ボディとネックはバインディング仕様。エッジーな見た目はリッケンバッカーの大事な要素ですわね pic.twitter.com/RNiv4FJeb3
— たーみー (@aspic2com) May 13, 2024
🎸20フレットでステンレスに打ち替え済み。ピックガードが大きいねえ。フロントPUは24,5フレット辺りに位置していそうですね。 pic.twitter.com/dBhIl79uk1
— たーみー (@aspic2com) May 14, 2024
🎸三角のポジションマークは弾いていても特に意識することがないですね。やっぱりこのベースは他人に見られて高得点という性能みたい😅 pic.twitter.com/Hg8ZapIZZu
— たーみー (@aspic2com) May 15, 2024
🎸ナットはCTと同じく複数部品からできてて、位置決め台座とナット本体って感じでした。カッコいいトラスロッドカバーはピックガードと同じノリでデケえ😄 pic.twitter.com/9bTSdKNsQ1
— たーみー (@aspic2com) May 16, 2024
🎸ペグはギター用みたいに低く細く小さいタイプで巻き辛いです。なんで🤷? pic.twitter.com/wnUYb3wond
— たーみー (@aspic2com) May 19, 2024
🎸背中はこうなっているのね。多分セットネックのはず。 pic.twitter.com/z3OJ2cFlUv
— たーみー (@aspic2com) May 20, 2024
🎸基本板感あるフラットボディですが、若干角を落としてくれてる部分もありますね。MTDみたいに外周全部丸めたら楽器の印象も大分変わりそう pic.twitter.com/5S5mTRkSj8
— たーみー (@aspic2com) May 21, 2024
🎸ボリュートなしでかなり太いネック pic.twitter.com/1dAnfeoNcj
— たーみー (@aspic2com) May 23, 2024
🎸ペグのギア側はオープンタイプ pic.twitter.com/EVFpaTsEHF
— たーみー (@aspic2com) May 26, 2024
🎸ボディと同じ色に塗装された厚いネックと、バインディングの下に見える指板。厚い指板は大好物🤩 pic.twitter.com/fFkLf4OUsU
— たーみー (@aspic2com) May 26, 2024
持った感じの第一印象はネックがまあ太い。6弦弾くしfbass系のネックも好きなので支障はないですが、Ibanezハンドの方はいやがるでしょうね。E弦1フレットはDigwallB弦1フレットの方が弾きやすいほど(笑)。ボディは薄く角が立ってはいるが、振り回せるコンパクトさがあります。
指板パーフェロー(かローズウッド。どちらにしても硬い材)でメイプルボディなので分厚そうな適当っぽい塗装があっても反応早い。アタッキーなのでゴーストが気持ちいいです。フレット打ち替えでしっかり反応してくれるせいかもしれない。
フロントPUは基音成分が多いせいで音程がビシッと決まってビーム感、リアは倍音が多くて歪みっぽさもあるレベル。PUがピーキーなのかあ? バランスは曲によって取るんだろうけど、使いこなしがすぐには出きないなあ。
なんだかヘッドホンで聴いてもアンペグの冷蔵庫が鳴っているような低い振動を感じます。これがロックにピッタリ。そして1音1音が抜けてくる。大きいエンジンが回っているような重低音は、ネック上で弾こうもんならブンブンですよ。これはフロントPUが5フレットハーモニクスを拾わないのと関係している気がしてならない(※1)。
PUも含めて深いぜ!PUの切り替えは両PU使用のセンターでミドルを凹ませた音。それぞれのPU単体は楽曲における距離感、居場所を調整するイメージです。トーンは使えないな(笑)。そしてリアのボリュームのほうがだいぶん大きいのはセッティングでしょうか仕様でしょうか? ドスをカマしたいなら24フレットあたりに一つPUを置きたいですね。ギブソンしかり。
現代のベースがいかに洗練されているかよくわかって、なんだかベースの未来に希望が持ててきた。やはり新しいものは良いぜ。共通した風味があると個人的に思っているブルベイカーの方が洗練されてて絶対に良いベースだ(笑)。アタックのバコーン感はRICの方があるけどブルベイカーもいい線いってるわ。
Rickenbackerは6角形のバランスが悪いんだけど、その分尖っている部分があってそれが個性という感じ。じゃあ凹んでいる部分が弱点かというとコンプレッサー然りひずみ然り今の高性能機材でどうにでもカバーできちゃう。それどころかカバーした部分はカバーしたその機材の味が出てくるので複雑な味になり良いんですよ。歪に逃がすかナチュラル系コンプで均すか、例えば真空管アンプなんかで昔はカバーしていたんじゃないかな。そうやって工夫すると弾く楽しさは全然劣っていない。ただLINE直のヘッドホン環境で生のママだと、今の機材と比べて全然ダメだと感じます。
※1: ハーモニクスの件 http://kuma-san-mac.com/smnr_eb/deadpnt.html
ピッキングの音を強調して、かつ歪ませてに相性がめちゃ良いです。
だけど低音が出ているのでベースの仕事はこなしつつ…ウワモノ領海侵犯「ベースギター」なわけ。
ヒーローとか自己顕示欲オバケとかの武器としてふさわしいので、日陰者精神で装備すると死ぬ。ちょっとした変形ギター位に思っておいた方が道を踏み外さないかもしれない。
(2024/06/18更新、2024/06/22動画追加)
- Rickenbacker
- Rickenbacker 4003 4st(2024/06/18更新)
- Rickenbackerの4弦&5弦(2007/01/18更新)