aspic-2

to Bottomto Top

試奏したベースのインプレッション

Sadowsky NYC

5年ぶり位に2本目のSadowskyを試奏。キャビ選び中にLaklandの5弦が無く、代わりにサドウスキーを薦められました。良く出来たジャズベースって感じで扱いやすそうな感じ。プリ側でプッシュしなければ・・・まあ似た感じにはなるけど、レイクランドはどっちかっていうとスティングレイの方が色濃い影響なので、やっぱ違うわな(笑)。

持った感じは頑丈そのもの。繊細な感じではないものの、ネック裏のサテンフィニッシュや、フレット処理などはものすごくしっかりやっている。パワフルなプリアンプは使い勝手も含めて好きずきかと思いますが、ベース担当音域から外れない効きです。結構大味に調整しても破綻がないEQで、やっぱり現場主義だなあという感じが伝わってきます。

このジャンルのベースは全てね、レイクランドもそうなんだけど、70点以上でほとんどの場面に使えるベースって事なんだと思います。日本刀の切れ味じゃなく、アーミーナイフの実用主義。幅広い用途にそこそこで使える、ユーティリティプレイヤーを目指しているんだと思う。

だからライブ環境では強いと思うよ。楽器<道具寄りの立ち位置では?

(2010/10/18更新)


MTDのようにハイを効かせて『ジャッ』というゴーストノートを入れてますね。フィルも食いつきが良くなるので、かなりソフトタッチで弾いています。

特に音色に魅力は感じません。指でもスラップでもLaklandの方が、特徴があって好きな音がしますね。それから例えばアトリエZなんかよりも、電気っぽくないですよね。

色気なんて必要ない、職人気質なベースという印象です。道具っぽいベースは大好きだけど、次に欲しいのは色気のある6弦だから、縁無さそうかな(笑)。

(2010/10/21更新)


動画削除されていたので同じ人のスラップバージョンを(最近上げ直したようです)。

ホントは同じオケに合わせて指とスラップの2バージョンあったので、比較にとても良かったのですがねー。

(2011/06/07更新)