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試奏したベースのインプレッション

6弦ベースが欲しい はじめに

まあ10年くらいベースを弾いてきてですね、歴のほぼ全て5弦ベースで通してきたわけですよ。IbanezのSR(4弦)を1年、Tuneの5弦を4年、Laklandの5弦を4年というのが大体の内訳ですが、『次のフェーズに移行するためには、新しい楽器が必要だ!次は和音コードとメロディーに挑戦したい!というか、ホントは単に新しいベースが欲しいだけ!買うならやっぱ6弦だろ!』っと6弦は試奏すらしたことがない状況で2008年8月から冒険開始。

まず都内の楽器屋に関してですが、ひっじょーに環境が整っていますね。昨今ハイエンド系のベースを扱う場所が増えており、専門店もいくつかあります。ギターの様な保守的な世界とは逆に、毎年必ず新しいベースファクトリーや技術が出てきて、見ているだけで楽しいっすよね。合計で50本ほど、ありがとうございました。

で、まーだ買ってねえんだなあ(笑)。Lakland買った時も、同じ55-94を色んな店で20本くらい試奏して、一番良いやつに決めたので、良いやつに会うまでは絶対妥協しないタイプなんですよね。いや、ていうか買う気満々でいつも試奏に行っているんだけど、6弦ベースで¥400,000~¥600,000前後のともなると、どのブランドも持てる全ての『技術』と『素材』と『腕』と『プライド』をぶっ込んで提示して来るみたいで。まーそのブランドの代表選手、哲学の固まりみたいなベースばかりなんですよ。これは選びがいがある!かかってこいやー!

ところが選びがいがあるということは、逆に言うと自分がベースから選ばれることがあるわけで、『結局自分がどの方向をむいて進んでいきたいのか?』を、試奏しているうちにベースから尋ねられる訳なんですね。そこがハッキリ見えていて、心が固まっていないと、土俵にも上がっていない訳なんだなぁ。ちょっと門前払いされ感があります。

でも安西先生、ベースが弾きたいですと、試合終了させずかじりついて弾いていると、少しずつ『どういう意図を込めて作ったベースなのか』見えてきたりする。弾けてきたりもする。こうなってくると、要は自分が前進を、成長しているのを感じると言うことですから、色々な場所に行って色んな楽器を試奏させてもらうのを、やめられないわけです。

そんなこんなで、(自分の腕を棚に上げて)いっぱい弾かせてもらいました。気が付いたらこんなに試奏してしまった、というのがホントのとこですね。つーことで次のKenSmithからドウゾ。

(2009/02/17更新)