代車
・・・ということでTriumphを購入したわけですが、納車まで一ヶ月かかるとのこと。その間台車を用意してくれることになったので、好きにリクエストしてみました。当然『こういう機会じゃないと乗らないバイク』ということで、ノーヘルOK三輪バイクの"PIAGGIO MP3 250RL"と、triumphのアイコン"bonneville"を2週間づつ借りました。
PIAGGIO MP3 250RL
デイトナ納入までの台車として、250ccの三輪スクーターを指定しました。こういう時には、こういう時にしか乗れないバイクをお願いするのが常道です。初のイタ車&ビッグスクーター&三輪。でこれ以外は教習所で乗ったシルバーウィング(400cc)しか比較できないんだけれども、快適でしたよ。スクーター的な装備と性能は普通にあるので、ここでは三輪についてに絞ります。
気になるのは挙動と安定感だと思いますが、低速でハンドルをこじるような運転をする時に、気にならないほどのモッサリさがありますが、普通の速度で直進&カーブの進入時には気になりません。三輪を安定感あると思っていると普通に傾くので、押し歩きでコカしそうになりました。あまりの重さで。そこは普通の感覚で使用できるみたい。
あと10km以下だったっけ?でフロントの傾きロックが出来るので、駐車時はスタンド要らず、信号待ちもステップに足を載せておけるのは楽。そのままアクセルを開けば、自動的にロック解除されます。ただ横着してまっすぐにならないうちに適当にロックさせると、車体が傾いたままだったりして、危険な思いをします。
ちなみに石畳走行時が一番楽しかったです(イタリア町乗りバイクだから?)。50km位で走行していると、全てが調和していました。トントンという突き上げが心地よい。アスファルトだと80km~120kmがオイシイ速度域でした。
それから別件。MP3は2009年8月までは軽車両オート三輪登録、つまり"ノーヘルOK"だったんで試してみましたんですが、"Hell"でした。目を開けられないし、頭はハゲるし、虫は飛んでくるわ、風切り音がすごいわで、ちっとも快適じゃない楽しくないと。原付位の速度域ならいいけど、珍走団の皆様はなぜそこまでして?と思うネガの固まり。フルフェイスがやっぱ一番快適、道具は理由があって進化するのだね。
(2009/12/23更新)