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Rupart Neve Design 542

プリではないけど最も興味のあった機材。わざわざ奥から出していただけました。北海道は移動時間が長くて、車中アニソンのカセットテープ聞きながら育ったワタシとしては、絶対試したかったんですよ。試すとテープの質感で感動。ベースの位置が、潰れ方が、解像度や質感がテーーープ。たまらんね。チャンドラーは質感が変わるけどこれは時空を超えてタイムスリップのすごいやつでした。

使い勝手はRNDらしくシンプル、必要十分で音楽的に考えられています。効果を無段階で原音ブレンドできて、1073LBみたいにやり過ぎたとか戻したいとかのナヤミムヨオ。15, 30lbsでも音は違うんだけど、ゲイン設定が超~重要。加えてsilkを2種類、オンオフも加えて選べると言う悪魔の機材ですわ。

ただベース単体に使うのはもったいないというのもある。全体に最後かけて調整とか、隠し味と言うよりは最後にコショウ一振りみたいな使い方が決まるんでしょうね。楽器一つだけがこのサウンドでは影響が微々たるもので意味が薄い、楽曲全体の世界観があの音だから気持ちいいんだろうなと思っちゃいました。

(2017/10/22更新)