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SSL 611EQ
どうしても欲しかったSSL。アルファチャンネルのEQに惚れ込むもプリとコンプが魅力を感じずで決め手に欠けたことが、結果的に500 seriesに手を出すこととなりました。
店員さんには「最初に購入するのがEQですか???」と不思議がられたんですが、SSLが欲しい一心でまず1本目はEQゲット。
ラディアルは後ろにTS突っ込めるので、まず初めに入手したのがフロントパネルにinputあるプリアンプとかじゃなくても大丈夫だったんですわ。
このEQを軸に前後のプリアンプとコンプを揃えていく方式です。文句あるか(笑)?
とはいえ実機を買って試してみると、Alpha Channelのようなグリグリ効いてウルトラパンチーな味付けではなく、実に破綻のない調整のできるEQでした。
思い切ってバカみたいな数値にしないとベースプリやアンプで聴ける音にはならず、普段の慣れ親しんだ製品がいかに強く脚色されているかがわかります。でもそれはそれで魔法っぽくっていいと思いますけどね^^;
サミングってのは要は回路通しただけってこと? プリ部も通ってるの?
— たーみー (@aspic2com) 2015年6月17日
しかし明らかにこんだけいい音に変わるんだからワクワクしちゃうよね(笑)。APIもSSLもそれぞれに素晴らしい。http://t.co/q4q9BGSoRS
実はこのロックオンのコンソールサミングの記事と同じように、この小さいモジュールもスイッチを入れなくても通すだけで音が変わります。
音色が落ち着いて重心が低い印象ですね。
このモジュールはガワはなく裸です。包装もダンボールにウレタン敷きで挟んであるだけ。ちょっと怖いけど^^;
でもラックに挿す時は接点がよく見えるので入れやすいです。スロットガイドがあるわけではないからコレはこれで合理的なのかも。
ノブが色分けされた4バンドパライコでミドルがQ幅も設定できるようになっています。真ん中のINがオンオフスイッチ。BELLはシェルビングからベル・カーブに切り替え、BLKはEQポイントやブースト量のキャラ切り替え(確かそうだったよね?)。
ローとハイは音楽におけるベースのサイズ感の調整で上げたり下げたり。
HMFとLMFで軽くなり極端なりで遊んでいるのですが、Q幅とブーストも考えて狙わないと結果が出ないのでその筋の筋肉を鍛えられますね。
楽器用とは全く理念が違うので狙った音にするのに時間がかかりお手軽ではないですが、ぱっと聴きOKからの煮詰め具合が凄くて、そこからがすごく早いです。
ベースのインボードプリはなんとなくOKまでが早くてそこからもう1歩2歩が大変ですが、これはそこまでが面倒でそこから1歩2歩の煮詰め調整が激早く更にもっとピントが合うという。ちょうど逆な感じです。
自分が楽器用のEQの数値特性を把握していたら早いんでしょうけど全く無自覚だし(笑)、コイルタップとピッキングでなんとかガンバル派なもんでね。
SSL買いました! エイシャコラエイシャー。
— たーみー (@aspic2com) 2015年1月11日
6弦購入の回り道が結局近道になる読み、いい線いってる感じです。SSLのEQはかなり手応えあり^^ 音の負担が軽くなれば、インターフェイスとしての快適性に重きを置けるからね。プリとコンプもじっくり選びましょう。 pic.twitter.com/LNaBUzJ79a
— たーみー (@aspic2com) 2015年1月14日
昨晩はSSL 611EQをレイクランドとフレットレスでお試し。とりあえずゼンダー時代のジャミロ目標で音真似をすると近い音に出来る可能性。企画にして煮詰めていってもいいかも。一方フレットレスはよく歌う気持ち良い音にすぐ出来ました。まあダダに弦交換したほうが早いけどね(笑)。
— たーみー (@aspic2com) 2015年1月15日
昨日はveillette弾いたんだけど、SSL 611の恩恵はフレットレスに次いで大きいかな。上下のカットが繊細にできるから音作りが早い。ミドルはピッキング位置で調節が吉。これピエゾ使用時の話で、マイクの場合はまた来月。今週はうちの村が選挙でね、いっぱいいっぱいなんですわ。
— たーみー (@aspic2com) 2015年1月18日
いま手元にあるSSL 611EQはEQフラットでも音が落ち着く、まとまる効果があって(manley coreほどじゃないけどあんなイメージ)、イコライジングをしないでも通したい感じはある。
— たーみー (@aspic2com) 2015年6月16日
分離と立体感、ベースの場所が変わる感じね。APIの方が明るくパンチー、SSLの腰の低さと定位感。この前もつぶやいたけど611EQでも少ーし実感できてるっぽから、こういう機材使うの楽しくなってくる。ベーシストの間でもっと流行らんかねえ。
— たーみー (@aspic2com) 2015年6月17日
などなど言ってますが、使いこなし度はまだまだ全然低いです。
ブラウンノブ、ブラックノブの違いももわかるけどそこまで突っ込んでいけていないし、煮詰められる全然手前の音で満足しちゃってる(笑)。
下にもある通り帯域が重なっているので、ポイントが足りなくなればハイロー近い方でbellカーブにして設定したりします。というかこういうデータめっちゃ価値があるね。時間があればもっと作りたい。イラレじゃなくエクセルでもイケるか。
500規格のEQで気になったものの周波数比較を作る。ちょうど半分の20kHzあたりが人間の可聴範囲と言われててCDのデータ範囲ね。結局SSLを買ったけどAPIのabも全然違って面白い。maagは尖ってるね(笑)。 pic.twitter.com/GFARzALKeE
— たーみー (@aspic2com) 2015年9月28日
EQはコレ以上は希望していないのでAPI500シリーズはもちろん、アンプもモニター的なものでいいし、なんならアクティブサーキットも必須じゃないし…という、反動で一気にそっちの気が優勢になるあたり、ワタシもなかなかミーハーなところが残ってて嬉しい(笑)。という訳で心を揺さぶる機材を手に入れたのでした。
(2017/12/28更新)