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Looptrotter SAT500

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プリアンプ、コンプレッサー、イコライザーは2種類ずつあり、メリスのリバーブがエフェクトでターン的にもう一個エフェクトを買う順番かなと思って興味があるものを試奏できないか宮地楽器に問い合わせをしました。

トランジェントシェイパーも興味があったけど、サチュレーターで2種類、klanghabitat LYRAを比較してこちらにしました。klanghabitat LYRAは本当に隠し味という感じなので歪みに馴染みのある楽器はもとより声やドラムなどにも使うことを想定していそう。ベースにはsat500の方がしっくり来ました。

コントロールはドライブ・ドライ・ウェットのノブがありそれぞれのバランスを取っていきます。

買ってから知ったのですがどうもウェットにもドライ音が混ざっているようでそこはご注意。でもかなりドライブさせたとしてもあまりドライ音が浮いてこないので、そこはヨシとしています。エフェクターとしての捉え方になってしまうんだけど、歪みキャラクターは柔らかホコホコ方向です。

高域をロールオフさせる「HI SMOOTH」スイッチを押すとより丸い音像になります。低域を殺したくなければ逃がす「LO SAFE」スイッチがありますドライウェットの混ざり方でトゲトゲがきになる場合、腰を据えたい場合に使います。

でもスイッチ無しで使うのがお気に入りで、低音弦はブビブビと気持ちよくダブルトリオ期のredとかの感じでノリノリにさせてくれます。歪み量の管理ではLEDがとても便利で、ピッキングのピークを4%オレンジに持ってくるとアンプやテープエミュっぽく、8%赤 THDにするとギターやドラムがガチャガチャ鳴ってても抜けて聞こえます。

vintech573の方で歪ませることもできますが、こっちで役割分担させるほうがシグナルフローに柔軟性がある気がします。いちいちコンプやEQの設定を変えなくていいしね。vintech573では歪ませないほうが太く暗い音なのでそれを活かすべく。

基盤を見るとトグルスイッチがありますがバイアス設定らしく触る必要はなさそうでした。

(2024/08/20更新)