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BAGEND S-18D

Bagend S-18ああ遂に手に入れたBAGEND。もう長い間欲しい欲しい言っていましたが、ご縁があってBB_shinさんから譲っていただきました。それも18インチ1発(笑)。他で見たことないサイズだし(ディスコンだもの)興味津々でした。

まず大きいスピーカー憧れがあって、これを解消するにもってこいのサイズ。15inchの音は10inchでは出せないことはバグエンドに限らず色んなメーカーのキャビネットで試してある。当然18inchだったら単純なサイズ比で言うと低音がより出るだろうし、何せこんな大きなスピーカーの音を聞いてみたい。加えてサイズに限らずバグエンド自体の音が大好きなんだから後悔はしないでしょ。という信頼感の高さ(笑)。

いざ手元に来るとQ10より二周り小さく、S15より一周り大きいサイズ感で、重さはオッサンになってから少し体を鍛えているせいか台車に乗せて動かしているせいか、あまり重くは感じず腰やっちゃうこともなさそうです。階段を上り下りも平気でした。家では5wのPJBに繋いでみましたがまあ普通の印象。明らかにパワー不足でしょうからこれは参考にならないね。稼働テストとプラクティスアンプと割り切ろう。

さてスタジオに持ち込みマークベースのヘッドにつないで爆音試奏をすると、大変満足のいく音でした。設計通り動くのにそれなりのエネルギーは必要なんでしょうね。スピーカーサイズが大きいと動く止まるが大変になる…と懸念してたんですが音のキレも全く問題なし。ピタッと止まるし、なんならスタジオ常設の10インチ8発謎キャビよりも厳格で、箱サイズ半分なのにローも十分。いや音質が良いせいか勝ってる気がする。

とはいえサブウーファーではないのでイメージで予想していたよりもはるかに普通です。ミドルに癖がないので音量を上げても聞きやすいんですよ。この辺は面白みがないとか言われることと裏表なんでしょうが、映画館みたいな低音って最高じゃないですか?

S12と同じく同軸ツイーターなしですが、ハイに不足を感じないところもまた同じ。もちろんアリのモデルも好きですが、あろうがなかろうがどうにでもなる、致命的な問題にならない、音が良いから成果物に説得力がある。bagendのこの潰しの効く感じは恐れ入りますナ。

それから12インチにしろ15インチにしろ10インチ2発4発にしろ、どのモデルでもメーカーとしての音の方向が一貫しているように感じました。同じ傾向の音がでる。いや~ん楽しい~。やっぱり好きなメーカーです。順位でいうとQ10が最高で、D10、S12、S15x、18は好みかなと思います。

(2020/08/04更新)