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試奏したベースのインプレッション

Marleaux Consat Custom 5st

あまり話を聞かないなあと思ったら、入荷もあんまり無いんですとのことだったマーロウを試奏させてもらいました。ワーウィックやリッターとはしっかり違うキャラのベースだったよ。

独特のフォルムは結構フィット感が有り。ホーンの感じが邪魔にならず、開いていて長さも良い。大きさの割に収まりがとても良いと感じます。トラスロッドも5弦だとボディ側の仕込みがありがたいよね。あと何故か少数派の、シールドをフロントから刺す形式なのが嬉しい。

ネックがこれまたドイツ製品っぽい握り応えのある太さなのでね、ハイポジのアクセスはまあまあ。例えばIbanezみたいな薄いネックの、弾いていると親指の付け根が凝る疲労タイプではなくてですね、太いネックは四指がまんべんなく疲れていくタイプなので好きですね。疲労が予測しやすい気がします。

音は現代的なマッシブ系ですが、ブライアン・ブロンバーグじゃなくても、指のニュアンスが良く出るベースでした。だから意外にコントローラブルなんですよ。メイプル指板のものも試奏しましたが、エボニーの方が好みでしたね(結構音が違いました)。

うまひろさん、nyakkeeeさんも『意外に普通の音鳴るねえ』とおっしゃってました。汎用性は高いと思うけど、やっぱり重たいロックがバッチリな気がする。一方ハイフレットでソロを取るようなものもいけると思う。結構やりますよ、このメーカー。6弦もあれば弾いてみたいかな。なかなか好印象でした。

※PUはDelanoでした。

(2011/07/12更新)


6弦の動画があったので、こっちにしてみました。

扁平率の高いタイヤで路面をがっちりグリップしているような、安定感のある太い音。

アギュラーなどとは違った押し出し方で、これは指弾きでブリブリと存在感が出て、使い勝手はかなりいいでしょうね。

スラップはまあFender系ではないので、こんな感じかなあ。

見た目も太いネックや体に無理のないボディ形状など、見て取れると思います。

(2011/11/5更新)