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東京-箱根湯元・強羅温泉ゼミ合宿ついでにツーリング・リトルカブ&TOMOSでGOの巻

01年09月14日(行き)

リトルカブを購入したのは、今から2年ほど前。それまでチャリンコで大学に通っていた所から、今住む学芸大学に引っ越したことが契機となった。往復5~6kmの距離を、バイクで通学したかったから。いわゆるスクーターは嫌だったから、ギアチェンジがある、世界の異常低燃費車カブに乗ると決めていた。初めて乗るバイクがカブで良かったと今思う。

以下プロジェクトX風(ナレーション:田口トモロヲ)

このサイトからもリンクしているアンパンナさんと共に、箱根に原付で行くというお馬鹿な計画が持ち上がった。片道100kmの旅に、胸が踊り、心が沸き立った。

やっぱこの口調疲れるからやめます(笑)。

道順は環7から国道1号に出て、とりあえず小田原まで行こうということになりました。天候はうす曇くらいで、とても走りやすそう。リトルカブは出足がトラウマになるくらい遅いんですが、最高速はTOMOSよりもでるので、アンパンナ先頭で行くことになりました。出発時刻は、14:00過ぎ。道は空いていて快調に飛ばし、横浜までは30分ほどで着きました。さらに先を目指して、藤沢の少し先「新湘南バイパス」で、原チャは通れない事が判明!仕方なく下道に下りて、茅ヶ崎手前のサイゼリアでいったん休憩を取ることに。

茅ヶ崎手前のサイゼリア前17:30に再始動。この時点でかなり眠い。小田原レッドバロンを見かけ、中に入っていろいろ物色するも、20:00閉店で速攻出される。その後小田原駅まで行き、今夜は箱根湯元に1泊することに決定。一服した後、箱根湯元の旅館を目指し出発。駅までは来たが、旧東海道の入り口がわからず、駅前のタクシー会社の人に旅館の名前と行き方を尋ねる。「あそこの信号を右に曲がって300mくらい登ったところにあるよ」と教えられ感謝・・・したのもつかの間、全然見えてこない!りょかんにTELした所、「入ったところから1.5kmくらい先ですよ」といわれ2人で憤慨。22:00無事ついて宿泊。Tシャツが汗と粉塵で発酵状態&極度の疲労から、速攻で落ちる。ZZZ・・・。

01年09月15日

10:00に出発。昨日エンジンを散々回していたせいか、お互い一発始動。気分良く山を登る。地図で見ると旧東海道は交通規制の無い道。そしてこの辺から箱根ならではの急勾配が続く。坂ではTOMOSにボロ負けな事が発覚。カブはトルクがからっきし無いですわ。ギアを2~3速に入れて走るも、だんだん回転が低くなっていく。仕方なく1速に入れるとしゃっくりしたかのようになってしまうので大変でした。それにもめげずに登っていくと、七曲の手前で見たことも無い標識が!

550cc以下の排気量車通行禁止

箱根 ファミマ何でやねん!!とツッコミを入れたくなる550ccの微妙さ加減。アンニュイな魅力かおまえ!・・・仕方なく、来た道を下ることに(泣)。がんばったのにねぇ。1号線に出て、再び山登り。きつい勾配&カーブが連続し、でかいバイクなら楽しいこと間違い無しなんだろうけど、50ccじゃあ拷問。おまけに、後ろにはイライラしたドライバー様がいっぱい。結果的にはいやがらせのような形になっている。20~30kmで走っていりゃあねえ。エンジンはかなりうなっていますけど、そうでもしなきゃTOMOSについて行けない。さすがにエンジン熱くなってきたので、路肩で休憩。

と、そのとき下ってくる一台のスーパーカブが!そしてピースサイン!こっちも返すときびすを返しこっちに向かってくるではないか。25,6の青年が開口一番「TOMOSで箱根とはあついですね~」。その一言で打ち解け、この先の道のことやガススタの事を聴く。なにげにその青年も世田谷ナンバー。帰りは246に入った方が早いことを教えてもらいサヨナラ~。勇気付けられ出発。すぐ先にあった出光でアンパンナ給油&タイヤに空気を入れ走り向上。そういえば箱根の峠周辺にはやたら出光が多かったなあ。その先のファミマでトイレ休憩。

さらに先へ。どんどん先へ行くと、それまで登り一辺倒だった坂が下りになる。フラストレーションが溜まっていたので、4速に入れアクセル全開でアンパンナを追い越す。するとまた登りの頂点で看板が!

国道1号線最高標高国道1号線最高標高1xxxm(忘れた…)。やったよ俺達!喜びを共にわかちあいつつ、記念撮影。長いトンネルを抜けた心地でした。後は下るだけなので、ひざを擦る勢いで飛ばし、あっという間に芦ノ湖に到着。特に見るものも無いので、たっぷり休憩を取る。そのあとどうしようか途方にくれる(時間が中途半端だったため)。強羅までどの位かかるか予想がつかなかったので、このまま目指すことに決定。芦ノ湖から伸びるマニアックな道「75号線」をひた走る。この道路は原チャ乗りには強く勧めたい!緩やかな下りと、ちょうど良いカーブが連続し、しかも交通量が少ないため、原チャで無理なく、最高に快適に飛ばせます。イヤ~気持ち良かったなあ。

そのあと734に入り大涌谷で、1個食べると7年、2個で14年寿命が延びるという、温泉卵(詐欺)を購入。2人で3個づつ、窒息しかけながら食す。少し下って強羅方面にGO!。順調に飛ばし、集合の2時間前に到着してしまう。とりあえずデイリーヤマザキに入り、ゼミの資料をコピーさせてもらい、合宿所の前で喫茶店でお茶する。15:00になったので店を出ると、柄の悪い人が俺のリトルカブにまたがり、その横で満足げにタバコをふかす男2人にやあらん。・・・ってゼミのS氏と社長じゃないか!バイクを押して合宿所に止め、行きは終了。お疲れ様。ちなみにここまでの走行距離120~130km。給油0。

01年09月17日(帰り)→余裕が無かったせいで、写真を1枚も撮ってません(泣)。

2泊3日のゼミ合宿も終了。今日中にネオシティーTOKIOへと帰らねば。解散が10:00頃だったので、速攻で小田原を目指す。出光でハイオク給油。3.2リットル。カブにハイオク入れると、1ランク性能が上がります。加速も良し!燃費さらに良し!エンジンの調子も良し!3回に1回はハイオクを入れてます。オススメでございます。帰りは下るだけだったので、メチャメチャ早く行けました。箱根湯元までもあっという間。

ただここで、エンジンがずっと高回転のままだと負担がかかるだろうと思い、隙を見てニュートラルに入れる。私のリトルカブは4速仕様なのですが、4速から上げようと思っても走行中はニュートラルに入らないようになっています。ところが自動遠心クラッチのなせる技か、シフトペダルを踏みっぱなしにするとギアが入っていない状態になるんですねえ。こうやって時折エンジンを休ませつつ下っていきました。ただ足を離して4速に入れる時回転を合わせてあげないと、エンジンにもクラッチにも安全運転的にも良くありません。軽くスリップしますので、危険です(ここまで詳しく書いてるって事は、実際やったということがバレバレですね)。

小田原に着いて、モスでブランチ。その後255には入り、246へ。この入り口が高速っぽくて、プ、プレッシャー!。246は車線が2~3車線あるし、登坂路線もあったりして後続を気にせず走れて超楽でした。桜坂を横目に見つつ、快調に走る。途中1車線の時はガンガンすりぬけ。そういえば246は走っている車の半分がトラック、トレーラー、ダンプで、臭い!邪魔!幅寄せでアンパンナ死にかけ!俺も意味なく同調しブレーキ!

そろそろ休憩したいと思っていたら、都合の良いことにバイクショップが。行くでしょー。あれこれ物色し、アンパンナさんがどぎついSHOEIのメットを購入・・・もとい錆取りを購入。愛車思いだ。ウチの子は手が全然かからないけど、そろそろオイル交換してあげなきゃなぁ。1時間ほど休んで、また出発。

R246を進むと町田付近で急に都会化していって、町田株が急上昇。良い街だね。町田を過ぎると再びさびれていく。R246はこの辺から上下に道が分かれていく。ご存知の通り、原付は側道に行かなきゃならないので、道を降りつつ行く。そして多摩川を渡るときも下道に行かなくてはならず、T字路に差し掛かるが、二子玉は右か左か標記が無く、勘で左に。これが裏目に出て登戸まで行ってしまう。これで私は失墜し、アンパンナがイニシアチブを取ることに。狛江から世田谷通りを走って、いとけんちの近くのガストで晩飯を取って、20:00解散。

総評:原付でも関東なら楽勝で行けることが判りました。坂道では、2stのTOMOSに軍配が上がりますが、カブでも行けないことも無いです。燃費は峠でも著しく下がることは無く、面目躍如といったところでしょうか。それから、走り終わって家に着いて、エンジンを止める時、バイクに物凄く愛着がわくことも新しい発見でした。コンビニもガソリンスタンドも今やいたる所にありますし、旅先で困ることは、原付進入禁止の看板だけ。原チャは制約が多すぎますね。だから中型免許が欲しくなるんでしょうけど。

(2001/09/20更新)