aspic-2

to Bottomto Top

試奏したベースのインプレッション

Wood & Tronics Zoid 6

数種の木材のボディ、3pcネック、エボニー指板、Eastプリ。

1コ500円台のヘビーめなケーキのような見た目の美しさが印象に残っているメーカーですが(笑)、今回が初試奏。アダモビッチもそうだしOTFのベースはモデルによってはホント美味しそうに見えるんだよ…。

使用されている木材はしっかりクオリティの高いもので、ボディの薄いフォデラみたいな振動の仕方でした。ソリッドでちょっとハイは丸くてレンジがほどほどの感じ。場面選ばず使いやすい分、逆に得意分野はよく見えず。

わりとスッキリした音の清涼系でPU、プリアンプも目立った癖がありません。脚色がなくスッとでます。ダダリオやココ張ってたら本当にプレーンな出音なんじゃないかな。ワタシだったらDRやロト、スミスなんか試して少し性格を偏らせたいかな?

この個体がザ・ベーシックな仕様で、ベーシックな音を出すベースという位置付けだったのかもね。カスタムショップらしく面白い仕様もあって、ピックアップセレクターが物理的に無段階で動かせたりするスペシャルなモデルなら、また違った印象になるでしょう。

(2015/08/29更新)


好き者にはたまらないギミックですが、ギブソンのグラバーだっけ?など昔からあるお馴染みのヤツですね。

ただ工具不要で演奏中にも動かせる点がとても良く、位置メモリなども良い感じですね。

フレット数が多いにしても、リアピックアップはもう少しブリッジ寄り、フロントピックアップはもっとネック寄りの方が効果あるように思うのだけど、そうなっていないので違うんでしょうな(笑)。

動画のような飛び道具を載せてもキャラはアッサリ大人し目。ヘッドレスも製作しててその動画を見たけど、音の印象は同じキャラでした。力強いプリかPUが欲しくなるのは独奏だとそう感じるだけで、もしかしたらジャンルや他の音と混ぜると違うのかもしれない。

(2015/11/25更新)