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試奏したベースのインプレッション

ROSCOE LG3006 34inch

34inch、アッシュボディ、メイプルパープルハートネック、パープルハート指板。

ロスコー久々に弾いたけど昔よりさらに良くなってたなあ。ちょっと驚きました。まあこのボディの大きさなんでボディ材の影響よりは7pcネックの方が音に影響すると思いますが、Bartoliniのいい仕事ぶりも光り、素晴らしいバランスでした。

剛性感があって、弦に負けていない生鳴りをしてます。もうPurple heartといえばRoscoeと言ってしまって良いレベルの使いこなし。さすがに草分けのイメージ通り使い方が熟れていますわ。元から個性的な外観をしていましたけど、独自の道で成熟を進めてて偉いですね。音や構えた感じの印象は変わりませんが、細部に手が行き届いているようで全体のクオリティが上がってます。

あとはRitterみたいにペイントで新しい提案をしてくれるといいな。ハードウェアが地味だし、キルトメイプルトップに濃い目のカラーリングでどれも似たり寄ったりな外観。とりあえずノブやピックアップカバー辺りからメーカー純正のオプションが欲しいなー。

(2015/01/17更新)


このスミスっぽいニャリニャリした感じと、ハイを落とせば忍者のように消えて気配のみ残せるというキャラ幅がお見事。

これを普通のベース音に加えられるので、値段に見合った使いごたえのあるベースですね。

ま、バルトリーニが説得力のある仕事しすぎなのですが(笑)、他のピックアップはどうなんでしょ?

EMG、Kent Armstrongもしくはホイズル、ダンカンあたりを載せた音が気になる。

トップ材の厚さ、弾き易さ、取り回しや軽さなどは相変わらず高いレベルで、変に高級感がないのもワタシは好きです。

(2015/06/27更新)