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試奏したベースのインプレッション

お店では

ようやくお店に着きました。でも試奏前にもポイントがある。

お店の状況

行きつけの店は別として、お店も努力してるのでちょっと時間が空くと色々変わっているパターンがあります。加えて店員さんの変更も結構あったりね。だからじっくり観察することはないけども、グルっと一周見回しておいて損はないです。

記憶に残っている商品との照らし合わせをやったり、POPの見せ方、商品の並べ方でそのお店が注力している事柄がわかりますよね。そして多分それにあった客層になっているはず。それがお店のカラーな訳で、自分自身が欲しいものが手に入る店か、将来性も含めて期待値が出せます。

試奏環境の確認はこの段階でやっておくと、気に入ったアンプをお願いしたり別の機材に変更したりと、より突っ込んだ試奏ができる『余地』ができると。試奏している人が先にいる場合は、その人から受ける影響、与える影響を考えて時間をずらすことも考えていいかもよ。自分の試奏のためにね。この作業、実は超重要。

店員さん、スタッフ

位置取りや忙しさを確認するのは、上手な万引きの流れを説明しているのではないよ(笑)。実際に準備万端の状態でお店に来ると、事前に仕入れた情報と実物のと照らし合わせや、どのベースをどの目的で試奏するかといった計画で頭がフル回転している訳です。もうメッチャ考えてる。その段階ではあまり話しかけて欲しくないんですよね。こちとらフラッと寄ったわけではないので、そこは感じ取って欲しいところなんすわ。

先ほど確認した位置の対角線にいればこれに至る時間を稼げます。「試奏したいのがあったらいつでも声かけて下さい」についても同じで、機械的な挨拶として返答のバリエーションを事前に持っておけば、リソースを割かずに思案に集中できるという訳です。

試奏をお願いしてから渡されるまでの間の時間も見逃せないよね。展示してある場所から持ってくる時の本体の取り回し性、チューニング時に音色とコントロールを把握。ちゃんとネックのソリ具合がいい感じで手渡してくれる店員さんは良いよね。店員さんが席を立ってベースをもらったら両手で受け取って「お借りします」とワタシは言います。自分のベースではないので弾かせてもらって当然みたいな勘違いはしないように。

あと店員にキレる人がいるのはなんでなんだろうね。楽器屋の店員って商売を考えると、多分それほど給料はもらっていないんじゃないかな? それなりのサービスで良しとしよう。同じくらいの給料をもらっている他のサービス業と比べると、納得できるかもよ。『こうあるべきだろ』的な無い物ねだりや自分の価値観の押し付けはダサいので自分はやらないなあ。

ただどうしようもない店や店員もいるよ(笑)。そこで6弦ベース売っているのに『ベースは4弦以上は要らない』って言われたりね。ほんとにコイツよーって思う時もあるけど、興味があるベースを扱っていればそれでお店の勝ちだと思ってます。他で同じものが買えるならそっち行くけど。逆に欲しい情報を教えてくれたり、話が合うような自分の要求を満たす店員は大事にしよう。でも基本は誰に対しても礼儀正しくね。

(2014/07/06更新)