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試奏したベースのインプレッション

Lakland SL 55-94 Deluxe

なんか度々アチコチから感想を求められたんですが、弾く機会がなかったSL(もう生産中止になったんだっけ?)。エフェクターの試奏をお願いしたら、どうも自分のこと認知していそうな店員さんがレイクランドありますよと持ってきてくれました。…なんか気恥ずかしい。PUはLaklandオリジナル時代のものでした。

楽器を構えた感覚はUSAとまんま同じだったよ。ネックもボディも同じ形、ハードウェアも塗装も同じだろうし、軽いし、自分程度のレベルではブラインドではまずわからないと思う。中古だけどセットアップはちゃんとされている個体で、弾きやすかったですね。

鳴りはやっぱり何段か落ちる印象で、素材の差がハッキリと出てきますね。音の反応の仕方が違うのですぐわかる。特にパッシブ時、もしくはEQをブーストしない時に顕著で、ああココが欲しいよねって所がやっぱり弱め。色気とか味とかは…そもそもそういう事を言う価格帯じゃないか(笑)。コイルタップとバランサーでの音変化はちゃんとしてます。SKと違ってね(比べるまでもない)。

ただマニアみたいにこだわる人じゃないと、どうでも良いレベルだし、SLでも値段なりのクオリティーは十分確保してる。国産ブランドの様にかっちりじゃなく、ある程度は技術を音でカバーしてくれるLaklandらしい緩めのキャラだから、これはこれで立派。音作りをプリに頼らず、あっさり目に使用して欲しい所です。

(2012/03/29更新)


USAだろうけど、まあこの方向の音ということで。結局この音が好きなんだよね(笑)。

中庸の扱いやすさというか、自分が居たい音域にいてくれる感じ。

ちょい緩い感じが丁度いいし、音質が高くも低くもなく、レンジがほどほど。

インストやメロディーをやろうとすると魅力は薄いけど、歌モノやR&B、Funk、R.A.T.M位までのロックなら、い~い仕事するよね。

(2012/03/31更新)