aspic-2

to Bottomto Top

試奏したベースのインプレッション

Ritter Roya5 Triplebucker

うまひろさん&nyakkeeeさんと楽器屋行脚出来ることになり、気が大きくなっていたと思いますが(笑)、千葉さんも薦めてくれたので試奏してみました。さらに言ってしまうと、高すぎるけどどうなんだろうなあ?と思っていたベースです。

試奏を始めて10秒の流れですが、『・・・お・・・あれえ・・・コレいいじゃないですか!』と言っちゃいました。返しの『良いんですッ!』もウケましたけど(笑)。ちょろっと弾いて思わず口に出す程、予想の上いってたんですね。あ、全然お遊びのベースじゃないですよ。で、ユニークすぎてどう形容して良いか迷ってます。

良いベースって部分で語るのが中々難しいんですが、電装系はとてもいいですね。出力はかなりトルクフルなのですが、ハムPUは太くありつつ繊細なところまでキャッチしてくれるし、フルレンジの出力ですので元気いっぱいの出音。トルクフルなのはDR弦の鳴りも相まっていると思います。元々DR大好きだから(でも死に弦は勘弁な!)。

驚いたことにmodulusに似たポキン的な、重心の低いスラップ音が出来るではないですか。ポングポングって感じ。あと大好きなコイルタップありでさらに良し。コントロールはいじらなくてもバッチリですが、色んな人に向けて幾分幅を持たせた感じですかね。

ベーシックな部分はきちんと造っていて、ネックの握り心地はドイツ製品っぽいゴツさあり。小さいヘッドと大きなボリュート、膝に置いた収まり、角がなく痛くないボディなどナイスな点多数。でも目一杯遊んでいるような感覚もある。 トラディショナルではなく全く新しいベースだと思う、部分的に新しいじゃなくてね。

アメリカンベース(フェンダーと言い換えても良いですが)の血が入っていない、ヨーロッパのベースというのはとても魅力がありますねえ。持つ本数が限られていれば、フェンダー系は1本で。ウホッ!これは良いベース、しかもキャラが立ったベースですよ。ただ予算は完全にオーバーですが!

(2011/06/01更新)


パワフルで、音や弾き心地にメリハリがあって、かつモダン。

レンジ感がFoderaやYamahaに通じる気もするけど、それより遥かにヤンチャで楽しい。ラインでも太いでしょうね。

”Give It Away”を弾きたくなるのもわかるよ。ただStingrayみたいなアメリカの楽器とは、やっぱ違う系統の香り。

(2011/010/22更新)