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試奏したベースのインプレッション

Ken smith BSR6 fretless

フレット有りは何本も挑戦してきたけど、ケンスミスはなんとなくフレットレスの方がしっくり来るんじゃないかという気がしてまして試奏させてもらいました。結果スミスはフレットレスの方が好き。フレッテドの気になっていた部分が、全く気にならないんですよね。

サウンドは耳に触るクセがなく、ほどよく太い。ナチュラルな太さと押し出しの強さがいいですね。EQもほとんどいじる必要なしな印象ですが、フレット付きと同じく自然な効きで良いですなあ。まあフレットレス用にポイント変えている訳ではないか。

エボニー指板の厚さが何とも雰囲気があって良いですねえ。しかも手入れが行き届いており、しっとり艶やかでした(やっぱスミスのレモンオイルか?)。振動がこの指板からネックを通ってボディへ、で全体が鳴っていると。34インチスケールですが、さすがにケンスミスだとピッチも取りやすく、弾き心地も気持ちよいものでした。

(2010/12/26更新)


アラン先生のACと比べるためスミスでのパックマン。

ソリッドモノのフレットレスでは、個人的に筆頭に上がります。

音作り困らないし、音ヌケなんてどうやっても問題無いだろうし、指板も厚いしネックもガッチリだしと、プラスポイントしか浮かばない(笑)。

スケールが短いのでピッチの取りにくさという最大の問題もありますが、なんかこのベースなら練習で何とかなるんじゃないかなあという、無根拠な信頼すらあります。

つまり久々に見つけた"引き上げてくれる"タイプのベースだと思いました。

(2011/06/25更新)