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試奏したベースのインプレッション

Benavente SCA5

目下購入の最右翼、ベナベンテさん。34inchでの実力はいかに?という事で試奏させてもらいました。慣れた35inchの方が楽だったけど、Low-Bの響きは34inchネックでも問題感じなかったです。そりゃまあ33inchネックの実績もあるくらいだしね、平気だわな。

指板は平らでタララララっと弾けるし、煌びやかな高音部、スラップのオープンな響き、細くない音像でニュアンスも良く伝わる。でもやっぱり35inchの方が慣れがあって弾きやすく、好きですね。34inchも35inchと比べてプラスポイントは余り感じず、比べて特別弾きやすくは感じなかったです。自分が買うなら35inchがやっぱりいいみたい。

33inchはどーかな?機会があれば弾いてみたいけど。Mark King modelのstatusは弾きやすかったですよ(あれ32inchだっけ?)。サムダウンが"ボスッ"って感じになるのがこのモデルのポイントで、元から意図して設計されたスペックだと思うけど、ベナベンテさんはその辺をどうサウンドデザインしてるか気になりますね。

そしてHi-C弦が弾けるベースの方が、このメーカーの特性が生きる気がする。とにかく上が良いんです。そういや同じお店で試奏したことがあった、既に売れたエボニートップの6弦が、いかに良かったかという話で店員さんと盛り上がりました。あれやっぱ買いだったな。

(2010/05/28更新)


SCDですが、まあAでもBでもDでも、音にはそれほど影響ないんじゃないかと思います。この細いPUの方が好み。

ベナベンテの動画はスラップしてるのが多いけど、なんでだろうね?そこが魅力じゃないと思うんだけど。いやすいません、好みの問題ですか。

プリは実力あるから、好みに近づけるために積極的にいじって正解だと思うけど、ノーマルポジではスラップとlow-bは普通かな。

でも音色を指先で最高にコントロールしやすいこの感じ。指弾きとコード弾きが素晴らしければ、もうOKじゃないですか(笑)。

(2011/06/22更新)