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試奏したベースのインプレッション

HISTORY AH-BJ5

フジゲンがOEM供給している、島村楽器ブランドのベース。値段は¥500,000弱と高かったですよ。PUがKent Armstrongなので、xoticの参考になるかな、と思い試奏。ボディーがマホガニー、指板がエボニーという、個人的には苦手な組み合わせだったのですが、楽器自体がまだ鳴っておらず、反応ダルな弾き心地。ナローでデッドで暗い感じの音色でした。

Kent Armstrongは充実したローを出してくれますが、一方それほどハイが伸びるピックアップではないみたいですね、落ち着いたPUだと思いました。 サーキットはオリジナルみたいですが、high / lowのboost / cutでした(ハイカットの効き方は良い感じでした)。OPB-2よりも地味です。

もう一つ、サークル・フレッティング・システム(C.F.S)についてですが、フレットが円弧状に打ってあります。ただ楽器店のセッティングが甘く、っていうか壁に下げっぱなしだったみたいで、ネック状態がガタガタ。バズや反りなんかが、酷かったなあ。

見た目はちょっと不気味な迫力がありますが(笑)、効果についてはありそうでした。ベースはそんな状態にもかかわらず、和音とか良い感じですよ。残念ながらフレットが扇状に打ってある、DINGWALLは弾いたことがないのですが、このレベルでさえ結構違和感あり。慣れが必要だと思います。

人間の感覚というのは、なかなか凄いもんですね。

(2009/05/23更新)