トップページ > API500 series > IGS Audio ONE LA 500
IGS Audio ONE LA 500
ビギナーにもわかりやすいキャラとラインナップが揃ってるIGS audio。のオプトコンプです。
ストンプで言うとオプトコンプって掛かりがナチュラルで色付けがなく透明みたいな売り文句がベース用では多かったような印象なんだけど、こちらはそんな感じには全くならないです。もう良い感じの雰囲気ムンムンの音になります。
ノブ2個なんでシンプルな使い方しかできませんが、音の変化がわかりやすく迷わないです。1:4のcompと1:100のlimiterの切り替えですが、これまたちゃんと使い分けできます。一度その辺の感覚を掴むと「こういう音にしたい」への使い方に迷いなし。早いです。
la2aを使ったことがないのですが、よく歪むしノイズも結構あります。レベル管理はスラップにはついてこれず、それ用の別コンプがもう一個欲しくなります。どうやってもパンパンになっちゃう時は、プリアンプ、ベース本体の出力やEQ、弾き方そのものを変える、というように融通してあげる必要がありました。
ネガはいっぱいあるけど上手く付き合えば得られる音色が本当に良いです。こっちでスペックを確認して欲しいんだけどratio、attack、releaseはLA2Aに似ている数値になってるし、音も近いらしいよ。指弾きならこれやろ。
やっぱり積極的な音作りに使うコンプかなと思いました。レベル管理は手元で。
ことベースに限って言うと、acme xla-500の方が対応力がありそう。ワンチャンスラップにもいけるか?
でもやっぱり汎用性を捨てた分音が良く、使いこなしたい欲求が出てくるのはこっちの機材なんだよなー。
(2023/09/12更新)