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Warm audio WA12-500

コンセプトは大歓迎の廉価メーカーですが、やはり値段が半分以下なので直接比較ではどうしようもない差があります。前回は一発で自分の用途に合わないかなと判断しちゃいましたが、価格差を考慮してちゃんと試すと頑張りが伝わってきます(もちろん価格差は全帯域で感じられる)。「プリアンプせっかく使うならクリア方向ではなくて、温かく歪みもある音の機材を造る」ってのも、価格帯からいってそこを狙うしかないと思うんですが、歪むのは楽しいけどシンセっぽい歪みになった。

低価格録音機材っていうと狙っている市場が難しい。エンジニアよりはプレイヤーが顧客対象になるんじゃないかと思うんだけど、そこはプレイヤー向けの高級機材とかぶってくるしね。馴染みや信用度もそちらのほうが分があると思うんで、なかなか厳しい商売かなと。自分でもベース用ならわかりやすいALBIT買うな。Mark2のほうだとまた印象が違うかもしれません。

(2017/09/04更新)